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  • 2021/02/24

    制作物のデータ納品、何が正しい?

      

    Category:DESIGN/WEB

    • クリエイティブへのリスペクト
    • デザインデータ
    • 使用権
    • 納品データ
    • 著作権
    こんにちは、こんばんわ。
    株式会社ホロニックのブログです。

    今回は、この仕事をしている中でよく言われる一言、
    「データも納品してください」への
    考え方・対応について書いていきたいと思います。

    デザインデータ(制作データ)の納品を求められたら

    弊社ではNGにしており、有償での対応にしています。
    他の制作会社さんもほぼNGかと思いますが、
    無条件で納品している会社さんもあるようで、 (おかげで結構、迷惑するケースが。。)

    根本的な考え方としては、法律で決められており、
    デザインデータの著作権は制作会社もしくはデザイナー(個人の場合)に帰属するものとなります。

    少し、補足するならば
    クライアントからお支払い頂く制作料は、「成果物」に対してのお支払いと認識すべきで、
    制作データは成果物の過程で生まれる副産物と考えられるのです。

    BIS_hanbaguo_TP_V.jpg
    例えば、レストランに行って、目の前に運ばれてきた美味しそうな一皿。
    私たちは「この一皿」に対して、お金を支払いますよね。
    その料理ができる過程で出た、野菜の皮や、肉の切れ端も
    お金を払っているのだから、持って帰りたいとはなりませんよね?
    デザインデータの納品も、それとほぼ同じだという事です。

    どういった対応が正しいのか?

    クライアントとの関係性が悪くなる、、 ゼニゲバみたいに思われたくない、、 揉めたくない、、などなど、
    気がひける場合もあるかと思います。

    対処法としては、
    着手前にきちんと取り決めを行い、制作データの納品を希望された場合は、見積に反映する事。
    納品後にデータ納品を要求された場合は、有償対応であることをはっきりと伝え、
    事前に設定した、ルールに基づいて金額・条件を提示すること。
    以上につきるかと思います。

    まあ、悪気のないクライアントさんが多いのも確かなので、
    プロとして、十分な説明をして、理解してもらうことが大事で、
    経験上、大体は納得していただけるんじゃないかと思っています。

    印刷物とウェブ制作での違いはある?

    基本的には同じですが、印刷物とウェブ制作では成果物が異なりますので整理してみましょう。

    <印刷物の場合>
    印刷済みのチラシ、冊子、DMなど

    最近は、クライアントが印刷業者と直接取引する場合が多いですが、
    その場合は入稿データ(PDF、aiなど)になります

    <ウェブ制作の場合>
    HTML、CSS、JavaScript、画像データ

    サーバアップをしない場合はhtaccessなどの設定ファイルも
    納品物に含まれるかと思います。
    また、CMSなどで構築した場合は更新マニュアルなんかも
    納品物になりますので、見積に含めておくべきです。

    例外もあり?気をつけるポイント

    写真素材やイラスト素材を購入して、
    制作するケース、結構ありますよね?

    213TSURUTAMA20211_TP_V.jpg
    データ納品を見積に含めていたり、有償対応でデータ納品をする場合でも
    その素材自体を納品することは原則として不可なります。
    購入した素材などは、購入した所属組織もしくは本人に使用権が付与される為です。
    法律的には、購入した素材などを納品する行為は、「使用権の譲渡」にあたるため、
    禁止としていることが多いです。

    写真素材やイラスト素材を購入して、制作する必要があり、
    データ納品が前提の場合は、
    素材の購入をクライアント側で行ってもらうなどの手順を取るべきです

    制作データに対する考え方

    簡単に、制作データの扱いについてまとめてみました。
    お金の部分で揉めるのは気分もよくないので、
    クライントとしっかりコミュニケーションを取りながら、
    キモチ良く、納得するモノを作りたいですね!

    稀〜〜〜にデータを使いまわしたい、更新費用を削減したいなど
    悪意のある場合もありますので、
    きっちりと対処方なりルールなりを持っておくべきでしょう。

    この国で、近い将来、クリエイティブに対するリスペクトが確立されることを祈りまして
    (海外の事情はさわり程度にしか存じ上げてないですが、、、)
    終わりにしたいと思います。

    では、また。
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